コンクリートで固められたパイプのアレの使い道

ミステリー発見

今日は弘地区にやってきました。

志賀島西部に位置する地区で歴史ある場所です。


さあ、今日も何か発見するぞと意気込んで調査スタートです。


▲ 恵比寿様の祠ですか。かわいいサイズのものがたくさんありますね。


▲ これは?「道」とだけ書かれた石碑。もともとは「〇〇道」のように表記されていたのでしょうかね。

う〜ん、さすが志賀島、いろいろあります。

調べがいのありそうなものが 次々とみつかるのですが、どうしても先程から僕の視界に入り込んでくる、とっても気になる物体があります。


▲ これです。


▲ 塩ビ製のパイプをコンクリートで固めているようです。

最初は なんかよくわからないけど おもしろいな〜と思っていたのですが、ここ弘地区には なぜか これがいたるところにあるのです。


▲ ほら、ここにも!

先程はパイプが6本でしたが今度は5本です。

ということは5本でも6本でもどちらでも機能するということですね。


▲ またあった!これは6本のうち、2本が折れてしまっています。

折れる感じで使うものなのかな・・・??

しかも、等間隔でパイプを入れているわけではなく、わりとランダムに並べて固めているようです。


▲ 弘地区には漁師さんが多いので、何か網の修理とかそういう用途に使うのでしょうかね?


▲ それか、こういう感じで網をくっつけて、


▲ 海に沈めると網が広がってお魚が捕まるというパラシュート漁法とか?!

などと妄想していると、


▲ おっ!新種発見!

太い塩ビのパイプにコンクリートを流し込み、その中に細いパイプを入れて固められています。

コンパクトで収納場所を選ばないタイプです。

6本のうち、1本が折れていますね。

折れるのが普通なのかな?それともデフォルトで折っているのか。


▲ おーー!今度は植木鉢(?)タイプも発見しました!

使い方はまったく不明ですが、なぜかテンション上がってます!


▲ 植木鉢タイプは6本中1本折れです。

奥にある もう1個のやつは、なんと7本タイプ!こんな豪華仕様のものが かつてあったでしょうか!1本折れなのが大変惜しいです。

う〜ん、しかし これ一体何に使うのでしょうか??

使われている状態のものがないかと探しまわっていたそのとき!ついに発見しました!















▲ おーー!なるほどー!黄色いあれを上に乗っけるやつだったんですねー!なるほどー!

コンクリートで固められたパイプって黄色いあれを乗っける場所に最適ですよね!なるほどー!なるほどー!







使われている状態を見ても全くわからないので もう誰かに聞いてみたいと思います。(※たぶん、先ほどの黄色いやつを乗っけているのは標準的な使い方ではないと推測)


▲ この方に聞いてみたいと思います。

すいませ〜ん、(iPhoneの写真を見せながら)これって何に使うか ご存知ですか〜?


▲ 近くに お店やさんがありましたので、ここで聞いてみました。

カクカクシカジカでと事情を説明してコンクリートで固められたパイプのアレの使い道を聞いてみましたところ、ついにわかりました。

使い道を聞いたら絶対実際に使われている状態のものがあるはずだと確信しましたので探しに行くことにしました。もう少し頑張ってみます。

で、探しまわっていると、ついに!ホントにちゃんとした用途で使われているものを発見しました!



























こちらです!


▲ 実はこれ、長靴干しなんだそうです!

確かに長靴ってどうやって干したらいいかわからないですよね。

これなら水もちゃんと排水できて早く乾きそうです。

漁師町ならではのアイデアグッズですね!

使い方を教えてくれた店員さんいわく、店員さんが小さい時から ここ弘地区では普通に使われているものなので、疑問にも思わなかったそうです。

そして、もうひとつ おもしろいのが、この長靴干し、弘地区以外では見つからないのです。

志賀地区や勝間地区で探してみてもありませんでした。

弘地区のどなたかが発明して、それが「便利!」ってことでご近所さんにおすそ分けしたのではないかと思います。

その後 次第に自家製の長靴干しが作られるようになって現在のように色んなお家で使われるようになったのでしょう。

発明した方はぜひ特許申請を!(※ただし、折れやすい点は改良の余地ありです)

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このサイトについて

島を訪れなければ感じることができない、場所や人を伝える小さなメディアです。

福岡県福岡市博多湾に浮かぶ、人口は2000人足らずの小さな島。志賀島。

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神社や祭りは島固有の文化を育み、繋がりの中で暮らしています。

このプロジェクトは島内外の「特派員」により、地に足を下ろしたローカルな志賀島を紹介していきます。

志賀島について

志賀島の基本情報

福岡県福岡市東区、博多湾に浮かぶ島。金印が発見された島として知られる。

歴史的には古代日本の海上交易を支えた、海人族である安曇氏の拠点であったとされ、海の要衝として重要な位置を占めていたとされる。また島の半分を玄海国定公園に指定され、陸繋島をはじめ、自然豊かな景観と古い町並みや暮らしが、今も残っている島である。

■人口 / 1,938人 世帯数 / 848世帯(2012年時点)

■面積 / 5.78 km2(東京ドーム約123個) 周囲 /11 km

■主管産業 / 漁業・農業

■特産物 / アジ・ワカメ・いちご(あまおう)

■所在海域 / 博多湾、玄界灘

■アクセス / 福岡市営渡船、西鉄バス、JR西戸崎線(西戸崎駅からはバス)